野菜・茶用殺虫剤

大切な作物の食害を抑え、収量を確保したい。決め手は「効きの速さ」と「対象害虫の幅広さ」。
食べられる前に害虫を駆除、野菜・茶用殺虫剤 グレーシア。

低温でも安定した効果

高温でも低温でも、効果をしっかり発揮するので、様々な環境下で効果が安定しています。

薬剤によっては、効果が温度に影響を受けやすいタイプのものもあります。薬剤散布時の気温は高いこともあれば低いこともあります。忙しい生産者の皆様は気温を理由に散布スケジュールを変えたくはないでしょうから、殺虫剤も「気温による効果変動が少ない」ことが性能の一つとして求められています。
グレーシア乳剤は、温度変動による効果の違いが少ない殺虫剤です。高温でも低温でもしっかり効果を発揮するので、様々な環境下でもその効果は安定しています。

温度の違いによる効果の検証
ミカンキイロアザミウマ

温度変化に強い

アザミウマに対するグレーシアの効果
殺虫効果への温度の影響

2018年 日産化学生物科学研究所

■試験方法:
キュウリのリーフディスクを作成→ミカンキイロアザミウマ幼虫を放虫→所定濃度に希釈した薬液を散布塔を用いて散布→散布後、所定温度に設定したインキュベーター内で管理し、3日後に調査
  • 供試害虫:ミカンキイロアザミウマ
  • 試験ステージ:幼虫
  • 試験方法:直接散布
  • 散布量:2.5ml/カップ
  • 連制:15頭以上2反復
  • 散布日:2018年3月9日
  • 調査日:2018年3月12日

上の試験はミカンキイロアザミウマを対象に、温度による効果変動を調査したものです。
きゅうりのリーフディスク上に放虫したミカンキイロアザミウマ成虫に、上記濃度に希釈した殺虫剤を散布し、15℃、25℃、35℃ 3種類の温度で3日間管理した後調査したものです。薬剤の性質を見るために意図的に実用より下げた濃度でも効果変動を調べています。
グレーシア乳剤の場合、温度が変わっても効果の変動があまり見られず安定していることが分かりました。これによりグレーシアは高温でも低温でもしっかり効果を発揮、様々な環境下でも効果が安定しているといえます。

グレーシア乳剤はミカンキイロアザミウマに対して、温度による効果の違いは少ないと考えられます。
温度の違いによる効果の検証
ハスモンヨトウ

温度に影響されない

ハスモンヨトウに対するグレーシアの効果
駆除効果への温度の影響

2018年 日産化学生物科学研究所

■試験方法:
アドミックスを3000倍に調製した展着剤水を用い所定濃度の薬液を作成→所定濃度の薬液にキャベツ葉片を浸漬処理→風乾後、キャベツ葉片をシャーレ内に入れ、ハスモンヨトウを放虫→放虫後、所定温度に設定したインキュベーター内で管理し、2日後に餌足し、6日後に調査
  • 供試害虫:ハスモンヨトウ
  • 試験ステージ:3齢幼虫
  • 試験方法:葉片浸漬
  • 連制:7頭2反復
  • 散布日:2018年3月7日
  • 餌足し:2018年3月9日
  • 調査日:2018年3月13日

上の試験はハスモンヨトウを対象に、温度による効果変動を調査したものです。
所定の濃度に希釈した展着剤水を用いて上記濃度の希釈水を調製、それにキャベツ葉片を浸漬処理。風乾後ハスモンヨトウを放虫、15℃、25℃、35℃ 3種類の温度で6日間管理した後調査したものです(散布2日後餌足)。薬剤の性質を見るために意図的に実用より下げた濃度でも効果変動を調べています。
グレーシア乳剤の場合、温度が変わっても、効果の変動が見られず安定していることが分かりました。これによりグレーシアは高温でも低温でもしっかり効果を発揮、様々な環境下でも効果が安定しているといえます。

グレーシア乳剤はハスモンヨトウに対して、温度による効果の違いは少ないと考えられます。