高温でも低温でも、効果をしっかり発揮するので、様々な環境下で効果が安定しています。
薬剤によっては、効果が温度に影響を受けやすいタイプのものもあります。薬剤散布時の気温は高いこともあれば低いこともあります。忙しい生産者の皆様は気温を理由に散布スケジュールを変えたくはないでしょうから、殺虫剤も「気温による効果変動が少ない」ことが性能の一つとして求められています。
グレーシア乳剤は、温度変動による効果の違いが少ない殺虫剤です。高温でも低温でもしっかり効果を発揮するので、様々な環境下でもその効果は安定しています。
ミカンキイロアザミウマ
上の試験はミカンキイロアザミウマを対象に、温度による効果変動を調査したものです。
きゅうりのリーフディスク上に放虫したミカンキイロアザミウマ成虫に、上記濃度に希釈した殺虫剤を散布し、15℃、25℃、35℃ 3種類の温度で3日間管理した後調査したものです。薬剤の性質を見るために意図的に実用より下げた濃度でも効果変動を調べています。
グレーシア乳剤の場合、温度が変わっても効果の変動があまり見られず安定していることが分かりました。これによりグレーシアは高温でも低温でもしっかり効果を発揮、様々な環境下でも効果が安定しているといえます。
ハスモンヨトウ
上の試験はハスモンヨトウを対象に、温度による効果変動を調査したものです。
所定の濃度に希釈した展着剤水を用いて上記濃度の希釈水を調製、それにキャベツ葉片を浸漬処理。風乾後ハスモンヨトウを放虫、15℃、25℃、35℃ 3種類の温度で6日間管理した後調査したものです(散布2日後餌足)。薬剤の性質を見るために意図的に実用より下げた濃度でも効果変動を調べています。
グレーシア乳剤の場合、温度が変わっても、効果の変動が見られず安定していることが分かりました。これによりグレーシアは高温でも低温でもしっかり効果を発揮、様々な環境下でも効果が安定しているといえます。