グレーシアは、今までの殺虫剤が効きにくくなったコナガ、アザミウマにも優れた効果を示します。
全国8箇所から採取したコナガを対象に効果試験を実施しました。グレーシア乳剤と5種の対照殺虫剤を上記の倍数で希釈しキャベツ葉片を浸漬処理、これら8系統のコナガに与えました。処理6日後に観察したところ、対照剤はいくつかの系統のコナガへの効果が不十分でした。このことから、野外系統のコナガはそれぞれいくつかの薬剤が効きにくくなっている=抵抗性を獲得しているといえます。
それに対してグレーシア乳剤では、全ての系統のコナガに対して100%の死虫率を得ることができました。
グレーシア乳剤は今までの殺虫剤が効きにくくなった各地のコナガに対しても高い殺虫効果が期待できる、といえます。
2014-17年 日産化学生物科学研究所
試験ステージ:3齢幼虫 試験法:キャベツ葉片浸漬 展着剤:アドミックス 3000倍 連制:7頭2反復 調査時期:処理6日後 室温:25℃ 湿度:65% 光周期:16L 8D
直接散布法によるミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ成虫の死虫率(%)[処理3日後]
各地で採取した2種類のアザミウマ(ミナミキイロアザミウマとミカンキイロアザミウマ)を対象に効果試験を実施しました。グレーシア乳剤と2種の対照殺虫剤を上記の倍数で希釈し各地系統のアザミウマに直接散布、処理3日後に観察しました。それぞれの対照剤はいくつかの系統のアザミウマへの効果が不十分でした。このことは野外系統のアザミウマはいくつかの薬剤が効きにくくなっている=抵抗性を獲得していることを示しています。
それに対してグレーシア乳剤では、全ての系統のアザミウマに対して100%の死虫率を得ることができました。
グレーシア乳剤は今までの殺虫剤が効きにくくなった各地のミナミキイロアザミウマ・ミカンキイロアザミウマに対しても高い殺虫効果が期待できる、といえます。
2005-17年 日産化学生物科学研究所
試験ステージ:雌成虫 試験方法:直接散布 散布水量:3.0mg/c㎡ 連制:10頭2反復 調査時期:処理3日後 室温:25℃ 湿度:65% 光周期:16L 8D