野菜・茶用殺虫剤

大切な作物の食害を抑え、収量を確保したい。決め手は「効きの速さ」と「対象害虫の幅広さ」。
食べられる前に害虫を駆除、野菜・茶用殺虫剤 グレーシア。

耐雨性が高い

グレーシアは雨に強く、散布後に雨が降っても効果が落ちづらい薬剤です。

殺虫剤に求められる性能のひとつに「耐雨性の高さ」があります。せっかく殺虫剤を散布しても、その後雨が降ることで薬剤が流されてしまえば安定した効果は得られなくなってしまいます。
グレーシア乳剤は雨にも強く、散布後に雨が降っても効果が落ちづらい薬剤であることを確認しています。下の試験は散布2時間後に1時間当たり40mmの激しい降雨を2時間人工的に行い、6時間後にコナガ、ハスモンヨトウを放虫して効果を確認したものです。この試験で、グレーシア乳剤は降雨があっても・なくてもその効果の持続性に大きな差がないことが確認できました。

耐雨性(キャベツ:感受性系統コナガ)
降雨なし
雨に強い
降雨あり(40mm/h 2時間)
耐雨性をコナガで実験
殺虫剤

2019年 日産化学生物科学研究所

  • 供試作物:キャベツ 供試害虫:コナガ 試験ステージ:3齢幼虫 散布水量:100L/10a
  • 散布日:2019年5月17日 降雨処理:散布2時間後 降雨量:40mm/hで2時間
  • シャーレ連制:7頭4反復 栽培規模:4寸 2ポット
コナガ

上の試験は、キャベツのコナガを対象に、降雨があった場合となかった場合の「効果の持続期間の違い」を調査したものです。左のグラフが「降雨なし」、右が「降雨あり」です。
降雨は散布2時間後に1時間当たり40mmもの激しい雨を2時間降らせた、条件的にとても厳しい試験です。
グレーシア乳剤の場合、降雨があった場合でも顕著な効果の低減はみられませんでした。グレーシアは雨に強く、降雨があってもコナガへの効果持続期間に大きな違いが生じない耐雨性の高い薬剤であることが確認できました。

耐雨性(キャベツ:ハスモンヨウトウ)
降雨なし
耐雨性が高い
降雨あり(40mm/h 2時間)
雨が降っても効果が落ちづらい
殺虫剤

2019年 日産化学生物科学研究所

  • 供試作物:キャベツ 供試害虫:ハスモンヨトウ 試験ステージ:3齢幼虫 散布水量:100L/10a
  • 散布日:2019年5月17日 降雨処理:散布2時間後 降雨量:40mm/hで2時間
  • シャーレ連制:7頭4反復 栽培規模:4寸 2ポット
ハスモンヨウトウ

上の試験は、キャベツのハスモンヨトウを対象に、降雨があった場合となかった場合の「効果の持続期間の違い」を調査したものです。左のグラフが「降雨なし」、右が「降雨あり」です。
降雨は散布2時間後間に1時間当たり40mmもの激しい雨を2時間降らせた、条件的にとても厳しい試験です。
グレーシア乳剤の場合、降雨があった場合でもほとんど効果の低減はみられませんでした。グレーシアは雨に強く、降雨があってもハスモンヨトウへの効果持続期間に大きな違いが生じない耐雨性の高い薬剤であることが確認できました。

■試験方法
グレーシア乳剤散布
グレーシア乳剤散布
散布後に降雨
散布後に降雨
殺虫剤散布後の葉を切取る
殺虫剤散布後の葉を切取る
6日後の効果の持続を調査

*上記試験は、降雨の影響を見るための温室内におけるモデル試験です。実際の野外残効性を保証するものではありません。

グレーシア乳剤を散布した作物では、降雨なしと降雨ありで効果の持続性に大きな差は出ませんでした。