登録内容
- 農林水産省登録:第22155号
- 容量:100㎖、500㎖
適用内容と使用方法
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数(倍) | 散布液量 (ℓ/10a) |
使用時期 | 本剤の 使用回数 |
使用方法 | アミスルブロムを含む 農薬の総使用回数 |
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ばれいしょ | 疫病 | 25 | 1.6 | 収穫7日前まで | 4回以内 | 無人航空機による散布 | 5回以内 (植付前は1回以内、 植付後は4回以内) |
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50 | 3.2 | |||||||
500 | 25 | 散布 | ||||||
2000〜3000 | 100〜300 | |||||||
あずき | 茎疫病 | 2000 | 3回以内 | 4回以内 (種子への処理は1回以内、散布は3回以内) |
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だいず | べと病 | |||||||
茎疫病 | 2000〜4000 | |||||||
えだまめ |
収穫3日前まで | |||||||
べと病 | 2000 | |||||||
レタス | 2000〜3000 | 3回以内 | ||||||
非結球レタス | ||||||||
キャベツ | 収穫7日前まで | 4回以内 | 8回以内 (苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内) |
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ブロッコリー | 2000〜3000 | 7回以内 (土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) |
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カリフラワー | 2000 | |||||||
はくさい | 2000〜3000 | |||||||
白さび病 | 2000〜4000 | |||||||
だいこん | ワッカ症 | 4回以内 | ||||||
白さび病 | ||||||||
非結球あぶらな科 葉菜類 |
収穫3日前まで | 3回以内 | 6回以内 (土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は3回以内) |
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かぶ | 5回以内 (土壌混和は2回以内、散布は3回以内) |
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らっきょう | 白色疫病 | 2000 | 3回以内 | |||||
ほうれんそう | べと病 | 2000〜4000 | 収穫7日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
ピーマン とうがらし類 |
疫病 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | ||||
なす | 褐色腐敗病 | |||||||
トマト ミニトマト |
疫病 | 4回以内 | 4回以内 | |||||
きゅうり メロン |
べと病 | |||||||
すいか | 褐色腐敗病 | |||||||
かぼちゃ | 疫病、べと病 | 2000 | ||||||
いちじく | 疫病 | 3000 | 200〜700 | 3回以内 | 3回以内 | |||
ぶどう | べと病 | 3000〜4000 | 収穫14日前まで | |||||
かんきつ | 褐色腐敗病 | 3000 | 収穫前日まで |
効果・薬害などの注意事項
- 本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振ってください。
- 石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用は避けてください。
- 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
- 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
1)散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
2)散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
3)散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。 - ばれいしょに対して希釈倍数500倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
- メロンに使用する場合、高温時に散布すると葉に薬害を生じることがあるので注意してください。また、薬害を助長することがあるので展着剤の加用はしないでください。
- ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(あずき大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(あずき大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
- みずかけな(水掛菜)に使用する場合は、ほ場内に水がない状態で使用してください。また、使用後14日間は入水しないでください。
- 予防効果主体の剤なので、出来るだけ発病前又は発病初期に散布してください。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
- 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
有効成分と安全性
有効成分及び安全性
●試験番号 | NC-224 フロアブル20 |
●一般名 | アミスルブロム |
●化学名 | 3-(3-ブロモ-6-フルオロ-2-メチルインドール-1-イルスルホニル)-N,N-ジメチル-1,2,4-トリアゾール-1-スルホンアミド |
●構造式 | |
●製剤 | 17.7%(200g/L)フロアブル |
●性状 | 淡褐色水和性粘稠懸濁液体 |
安全性(製剤、一部原体)
ライメイは、人畜、水生生物に対する安全性が高く、有用昆虫、天敵等に影響が少ない薬剤です。
●人畜毒性:普通物
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ラット急性経口毒性 | LD50 5000mg/kg以上 |
ラット急性経皮毒性 | LD50 5000mg/kg以上 |
ラット急性吸入毒性 | LC50 6.43mg/L以上 |
皮膚刺激 | 刺激性なし |
眼刺激 | 中等度刺激性 |
感作性 | 非感作性 |
変異原性(原体) | Ames、小核試験、染色体異常:陰性 |
●水生生物毒性 |
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コイ | LC50(96時間) 12mg/L |
ミジンコ | EC50(48時間) 0.31mg/L |
藻 | EC50(72時間) 0.37mg/L |
●有用昆虫・天敵・有用微生物への影響
1. 安全性が確認された有用昆虫、土壌生物
- セイヨウミツバチ、セイヨウオオマルハナバチ、クロマルハナバチ
- 翌日の導入が可能
- カイコガ4令起蚕(人口飼料混入、経口:原体)
- 桑葉への500倍散布による想定最大暴露量の10倍となる10mg/50g飼料で死亡なく、発育や繭形成への影響もわずかであった
- ミミズ(土壌混入、接触:製剤)
- LC50 > 1000ppm
2. 安全性が確認された天敵
- チリカブリダニ成虫(Phytoseiulus persimilis)
- ミヤコカブリダニ成虫(Amblyseius californicus)
- ショクガタマバエ2令幼虫(Aphidoletes aphidimyza)
- ハモグリコマユバチ成虫(Dacnusa sibirica)
- タイリクヒメハナカメムシ成虫(Orius strigicollis)
- スワルスキーカブリダニ(Amblyseius swirskii)
- ククメリスカブリダニ(Amblyseius cucumeris)
- リモニカスカブリダニ(Amblydromalus limonicus)
- オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)
- ナミテントウ(Harmonia axyridis)
3. 安全性が確認された有用微生物
- イースト菌 Rhodotorula mucilaginosa(酵母)
- Saccharomyces cerevisiae(パン酵母)