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  • 一発剤シリーズ:ディオーレ/登録内容
「アルテア」パワフル配合

ディオーレ

水稲用一発処理除草剤
1キロ粒剤/フロアブル/ジャンボ®/顆粒/エアー粒剤

2024年3月更新

■ディオーレ1キロ粒剤の適用雑草と使用方法

◆稲発酵粗飼料(WCS)生産・給与マニュアル記載済

作物名 適用雑草 使用時期 使用量 使用方法 総使用回数#
移植水稲
  • 一年生雑草 及び
    多年生広葉雑草
移植時 1kg/10a 田植同時散布機で施用
  • 本剤:1回
  • オキサジクロメホン剤:2回以内
  • テフリルトリオン剤:2回以内
  • メタゾスルフロン剤:2回以内
移植直後~ノビエ3葉期
ただし、移植後30日まで
湛水散布
又は無人航空機による散布
直播水稲
  • 一年生雑草 及び
  • マツバイ
  • ホタルイ
  • ウリカワ
  • ミズガヤツリ
  • ヒルムシロ
  • セリ
稲1葉期~ノビエ3葉期
ただし、収穫90日前まで

#本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。

■ディオーレ1キロ粒剤の使用上の注意事項

◇効果・薬害等の注意
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワ、ホタルイ、ミズガヤツリは3葉期まで、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、オモダカはヘラ葉期まで、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは草丈10cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を田面に均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    1. ①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. ②軟弱な苗を移植した水田
    3. ③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけてください。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
    1. ①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    2. ②散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    3. ③粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整してください。
    4. ④散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布してください。
    5. ⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
◇安全使用上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
◇魚毒性等

水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

■ディオーレフロアブルの適用雑草と使用方法

◆稲発酵粗飼料(WCS)生産・給与マニュアル記載済

作物名 適用雑草 使用時期 使用量 使用方法 総使用回数#
移植水稲
  • 一年生雑草 及び
    多年生広葉雑草
移植後1日~ノビエ3葉期
ただし、移植後30日まで
500㎖/10a 原液湛水散布
又は無人航空機による滴下
  • 本剤:1回
  • オキサジクロメホン剤:2回以内
  • テフリルトリオン剤:2回以内
  • メタゾスルフロン剤:2回以内
直播水稲
  • 一年生雑草 及び
  • マツバイ
  • ホタルイ
  • ウリカワ
  • ミズガヤツリ
  • ヒルムシロ
  • セリ
稲1葉期~ノビエ3葉期
ただし、収穫90日前まで

#本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。

■ディオーレフロアブルの使用上の注意事項

◇効果・薬害等の注意
  • 使用前に容器をよく振ってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワは2葉期まで、ミズガヤツリは草丈14cmまで、ヘラオモダカは2葉期まで、ホタルイは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、オモダカはヘラ葉期まで、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは草丈10cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるようにし、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    1. ①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. ②軟弱な苗を移植した水田
    3. ③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけてください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 本剤を無人航空機で滴下する場合は次の注意を守ってください。
    1. ①滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
    2. ②滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外してください。
    3. ③作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
    4. ④隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わないでください。
    5. ⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
    6. ⑥薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
    7. ⑦本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
◇安全使用上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
◇魚毒性等

水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

■ディオーレジャンボの適用雑草と使用方法

◆稲発酵粗飼料(WCS)生産・給与マニュアル記載済

作物名 適用雑草 使用時期 使用量 使用方法 総使用回数#
移植水稲
  • 一年生雑草 及び
    多年生広葉雑草
移植後1日~ノビエ3葉期
ただし、移植後30日まで
小包装(パック)10個(400g)/10a 水田に小包装(パック)のまま投げ入れる
  • 本剤:1回
  • オキサジクロメホン剤:2回以内
  • テフリルトリオン剤:2回以内
  • メタゾスルフロン剤:2回以内
直播水稲
  • 一年生雑草 及び
  • マツバイ
  • ホタルイ
  • ウリカワ
  • ミズガヤツリ
  • ヒルムシロ
  • セリ
稲1葉期~ノビエ3葉期
ただし、収穫90日前まで

#本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。

■ディオーレジャンボの使用上の注意事項

◇効果・薬害等の注意
  • 必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワは3葉期まで、ミズガヤツリは草丈12cmまで、ホタルイは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、オモダカはヘラ葉期まで、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは草丈10cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて5~6cmの湛水状態に保ってください。散布後は少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 本剤は小包装(パック)のまま10アール当たり10個の割合で水田に均等に投げ入れてください。
  • 藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性があるので使用をさけてください。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    1. ①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. ②軟弱な苗を移植した水田
    3. ③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • パックに使用しているフィルムは水溶性なので、濡れた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意してください。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけてください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
◇安全使用上の注意
  • 本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がありません。ただし、濡れた手で触らないでください。
  • 水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意してください。
    1. ①眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
    2. ②かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
◇魚毒性等

水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

■ディオーレ顆粒の適用雑草と使用方法

◆稲発酵粗飼料(WCS)生産・給与マニュアル記載済

作物名 適用雑草 使用時期 使用量 使用方法 総使用回数#
薬量 希釈水量
移植水稲
  • 一年生雑草 及び
    多年生広葉雑草
移植後3日~ノビエ3葉期
ただし、移植後30日まで
80g/10a 500㎖/10a 湛水散布又は無人航空機による滴下
  • 本剤:1回
  • オキサジクロメホン剤:2回以内
  • テフリルトリオン剤:2回以内
  • メタゾスルフロン剤:2回以内
顆粒水口施用
直播水稲
  • 一年生雑草 及び
  • ホタルイ
  • ウリカワ
  • ミズガヤツリ
  • ヒルムシロ
  • セリ
稲1葉期~ノビエ3葉期
ただし、収穫90日前まで
500㎖/10a 湛水散布又は無人航空機による滴下
顆粒水口施用

#本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。

■ディオーレ顆粒の使用上の注意事項

◇効果・薬害等の注意
  • 使用量に合わせて秤量し、使い切ってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイは3葉期まで、ウリカワは2葉期まで、ミズガヤツリは草丈18cmまで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは増殖期まで、オモダカはヘラ葉期まで、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは草丈10cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
  • 湛水散布又は無人航空機による滴下の場合は、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 水口施用の場合は顆粒のまま顆粒水口施用専用袋を使用して水口に施用し、流入水と対流を利用して拡散させてください。処理時には田面水があふれ出ないように水尻を高くし、薬剤が拡散しやすいよう水深を5~6㎝にしてから入水を開始してください。施用後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    1. ①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. ②軟弱な苗を移植した水田
    3. ③極端な浅植の水田および植付け不良で根が田面に露出している水田
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけてください。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分注意してください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 薬液調製時に薬剤や薬液が河川等へ流出しないよう注意してください。
  • 本剤を使用した散布器具等は水田除草剤専用とし、他作物には使用しないでください。
  • 本剤を無人航空機で滴下する場合は、次の注意を守ってください。
    1. ①滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
    2. ②滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外してください。
    3. ③作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
    4. ④隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人航空機による本剤の滴下は行わないでください。
    5. ⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
    6. ⑥薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
    7. ⑦本剤の滴下に使用した無人航空機の散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
◇安全使用上の注意
  • 本剤は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時及び使用の際は保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
◇魚毒性等

水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。無人航空機による滴下で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

■ディオーレエアー粒剤の適用雑草と使用方法

◆稲発酵粗飼料(WCS)生産・給与マニュアル記載済

作物名 適用雑草 使用時期 使用量 使用方法 総使用回数#
移植水稲
  • 一年生雑草 及び
    多年生広葉雑草
移植後1日~ノビエ3葉期
ただし、移植後30日まで
400g/10a 湛水散布、湛水周縁散布
又は無人航空機による散布
  • 本剤:1回
  • オキサジクロメホン剤:2回以内
  • テフリルトリオン剤:2回以内
  • メタゾスルフロン剤:2回以内
直播水稲
  • 一年生雑草 及び
  • マツバイ
  • ホタルイ
  • ウリカワ
  • ミズガヤツリ
  • ヒルムシロ
  • セリ
稲1葉期~ノビエ3葉期
ただし、収穫90日前まで

#本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。

ドローンによる散布法(エアー粒剤)

●圃場周辺への飛散防止と薬剤を十分拡散させるために、以下の条件を守って散布してください。

〈散布条件〉
  • 飛行高度 : 2~3m
  • 畦畔からの距離 : 10m以上
  • 風速 : 3m/秒以下
  • 水深 : 5㎝以上
〈散布幅〉
  • 30m以下(片側15mまで拡散します)

●推奨散布方法

#藻、浮草、表層剥離が発生している場合は適宜、散布幅を狭めてください。

機 体散布装置飛行速度インペラ
回転数
開度
(ボリューム)
吐出時間
秒/10a
散布距離
m/10a
散布幅30×100m圃場
の飛行ルート
  • AGRAS T10
  • AGRAS T30

(※)

  • GS110(T)
  • GS440(T)
15㎞/時 600 rpm 23.1% 6.4 26.7 30m以下
(片側15m以下)
圃場中央
片道1回
(80m)
  • MG-1
  • MG-1K
  • T-20
  • T-20K
  • GS110
  • GS110K
  • GS220
  • GS220K
43% 19.2 80 圃場中央
1.5往復
(240m)
  • AC101
AC101 P13 54% 12.8 53.3 圃場中央
1往復
(160m)
  • AC101 connect
45%
YMR-08 GR1-10
丸形ローラー
固定 100 29.2 121.7 圃場中央
2往復+45m
(365m)
GR1-10
ひし形ローラー
58 19.2 80 圃場中央
1.5往復
(240m)

※ GS110(T)・GS440(T);開度の設定については、DJI様にご確認ください

● 飛行ルートの例 例)30aの圃場(30×100m)を中央片道散布する場合

drone-02

薬剤は15mまで拡散しますので、幅30mの圃場であれば中央片道散布が可能です。1往復以上の飛行で散布する場合は中央散布以外でも問題はありませんので、隣接田を続けて散布する場合などは適宜散布幅を調整してご使用ください。

●散布距離と飛行速度から吐出量を調整する場合

① 吐出量を決める

1分当たり何gの薬剤を吐出させるかを以下の手順で求めます。

drone-01
② シャッター開度を調整する

①で決めた吐出量に合わせたシャッター開度に調整します。各散布装置の吐出量目安表を参考に調整してください。
なお、往復回数は少ない方が効率的ですが、各散布装置には吐出量の上限があるので、吐出目安表に希望する吐出量がなければ、往復回数を増やすことで吐出量を減らして開度を決めてください。ディオーレエアー粒剤散布マニュアルを参照ください。

●湛水周縁散布でもご使用いただけます

風上側の畦畔2辺に撒くだけで、除草ができます(周縁散布)。

※藻類・ウキクサ等のある場所への散布は避けてください。

drone-03

■ディオーレエアー粒剤の使用上の注意事項

◇効果・薬害等の注意
  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワは3葉期まで、ミズガヤツリは草丈12cmまで、ヘラオモダカは2葉期まで、ホタルイは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、オモダカはヘラ葉期まで、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは草丈10cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除いてください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて5~6cmの湛水状態に保ってください。散布後は少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性があるので湛水周縁散布をさけ、本田内で水田全面に散布してください。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    1. ①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. ②軟弱な苗を移植した水田
    3. ③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけてくdさい。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
    1. ①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    2. ②散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    3. ③粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整してください。
    4. ④散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布してください。
    5. ⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
◇安全使用上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
◇魚毒性等

水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

■ディオーレの使用時期

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■各種雑草に対する散布適期

雑草名 1キロ粒剤 フロアブル ジャンボ エアー粒剤 顆粒
ノビエ 3葉期まで
コナギ 3葉期まで
アゼナ 2対葉期まで
ホタルイ 3葉期まで
ウリカワ 3葉期まで 2葉期まで 3葉期まで 2葉期まで
ミズガヤツリ 3葉期まで 草丈14cmまで 草丈12cmまで 草丈18cmまで
ヘラオモダカ 2葉期まで
ヒルムシロ 発生期まで 発生盛期まで
セリ 再生期まで 増殖期まで
オモダカ ヘラ葉期まで
クログワイ 草丈10cmまで
シズイ 草丈10cmまで
コウキヤガラ 草丈10cmまで