製品紹介
水田の雑草防除に優れた効果の除草剤。
日産MCPソーダ塩
- 分類:除草剤
- 性状:赤褐色透明液体
- 登録番号:農林水産省登録第 7684号
- 人畜毒性:普通物
- 有効成分:MCPAナトリウム19.5%
- 包装:300g, 1.5kg
【特長】
●ホルモン型の選択性除草剤で、水田に多い広葉雑草をはじめ、多年生雑草にも茎葉処理で優れた効果があります。●効果に優れ経済的、しかも水稲に対する選択性の高い除草剤です。
●水田の雑草防除のほか、畑地などの雑草防除にも優れた効果を示します。
【使用方法】
適用作物 | 適用場所 | 適用雑草 | 使用時期 | 使用量又は 希釈倍数 | 液量 | 使用回数 | 使用方法 | 適用地帯 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水稲 | - | 一年生雑草(イネ科を除く) | 有効分けつ終止期~幼穂形成期前 但し収穫60日前まで | 160~240g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | マツバイ | 有効分けつ終止期~幼穂形成期前 但し収穫60日前まで | 160~240g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | ヘラオモダカ | 有効分けつ終止期~幼穂形成期前 但し収穫60日前まで | 160~240g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | ウリカワ | 有効分けつ終止期~幼穂形成期前 但し収穫60日前まで | 160~240g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | オモダカ | 有効分けつ終止期~幼穂形成期前 但し収穫60日前まで | 160~240g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | セリ | 有効分けつ終止期~幼穂形成期前 但し収穫60日前まで | 160~240g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | 一年生雑草(イネ科を除く) | 幼穂形成始期 但し収穫60日前まで | 125g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | マツバイ | 幼穂形成始期 但し収穫60日前まで | 125g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | ヘラオモダカ | 幼穂形成始期 但し収穫60日前まで | 125g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | ウリカワ | 幼穂形成始期 但し収穫60日前まで | 125g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | オモダカ | 幼穂形成始期 但し収穫60日前まで | 125g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲 | - | セリ | 幼穂形成始期 但し収穫60日前まで | 125g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水稲(刈取跡) | 水稲刈取跡 | マツバイ | 稲刈取後10日以内 | 1000g/10a | 90~110㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 落水散布 | 全域 |
水田作物(水田畦畔) | 水田畦畔 | 一年生及び多年生広葉雑草 | 雑草生育期(草丈30cm以下)但し収穫14日前まで | 200~400g/10a | 100㍑/10a | 本剤:3回以内 MCPA:3回以内 | 雑草茎葉散布 | 全域 |
水田作物(水田畦畔) | 水田畦畔 | スギナ | 雑草生育期(草丈30cm以下)但し収穫14日前まで | 200~400g/10a | 100㍑/10a | 本剤:3回以内 MCPA:3回以内 | 雑草茎葉散布 | 全域 |
とうもろこし | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | 2~5葉期 | 200~300g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 雑草茎葉散布又は全面散布 | 北海道、東北、北陸 |
麦類 | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | (春播麦類)5葉期 但し収穫45日前まで | 200~300g/10a | 通常散布50~100㍑/10a少量散布25~50㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 雑草茎葉散布又は全面散布 | 全域 |
麦類 | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | (秋播麦類)幼穂形成期 但し収穫45日前まで | 200~300g/10a | 通常散布50~100㍑/10a少量散布25~50㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 雑草茎葉散布又は全面散布 | 北海道 |
麦類 | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | (秋播麦類)幼穂形成期 但し収穫45日前まで | 200~300g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:1回 MCPA:1回 | 雑草茎葉散布又は全面散布 | 全域(北海道を除く) |
日本芝 | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | 芝生育期 | 2g/㎡ | 200~300mL/㎡ | 本剤:3回以内 MCPA:3回以内 | 雑草茎葉散布 | 全域 |
西洋芝(ケンタッキーブルーグラス) | - | 一年生及び多年生広葉雑草 | 春夏期芝生育期(雑草生育期) | 1.5~2g/㎡ | 200~300mL/㎡ | 本剤:3回以内 MCPA:3回以内 | 雑草茎葉散布 | 全域 |
樹木等 | 公園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面、鉄道等 | 一年生及び多年生広葉雑草 | 雑草生育期(草丈30cm以下) | 400~600g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:3回以内 MCPA:3回以内 | 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 | 全域 |
樹木等 | 公園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面、鉄道等 | スギナ | 雑草生育期(草丈30cm以下) | 400~600g/10a | 70~100㍑/10a | 本剤:3回以内 MCPA:3回以内 | 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 | 全域 |
効果・薬害等の注意
<一般的注意>
●本剤はMCPAを含む農薬であるので、他のMCPAを含む農薬の使用回数と合わせ、作物ごとの総使用回数の範囲内で使用してください。
●立毛中の広葉作物(桑、茶、果樹などを含む)に本剤がかかると薬害を生ずるおそれがあるので散布に際しては、これらの作物に散布液が直接又は飛散してかからないように注意してください。
●散布直後の降雨は効果を減ずるので降雨前の散布はさけ、天候を見きわめてから散布してください。
●本剤散布に用いた器具類は使用後できるだけ早く水で十分洗っておき、他の用途に使用する場合薬害の原因にならぬように注意してください。
●本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
<水稲の本田雑草防除に使用する場合の注意>
●本剤の散布時期は水稲の有効分けつ終止期より幼穂形成期までの間であるので、水稲の生育初期に発生する雑草を抑制することはできません。従って本剤使用に先立って、これらの初期発生雑草を抑制する除草剤を散布するか、または中耕除草を行ってください。
●マツバイ、ヘラオモダカ、ウリカワ、オモダカ、セリは本剤の水稲生育中の処理では完全に枯殺することはできないので有効な除草剤と組み合わせて防除してください。マツバイは、稲刈取後処理で効果的に防除することができます。
●本剤散布にあたっては、散布1~2日前に落水しておき、本剤の使用量を少量の水によく溶かしてから70~100L/10aの水にうすめ、よくかきまぜてから散布機で雑草全面に散布してください。特にアブノメ、カヤツリグサ、マツバイなどの雑草は薬剤が付着しにくいので、十分雑草にかかるよう丁寧に散布してください。散布後2~3日間は落水のままとし、湛水しないでください。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●本剤の散布に当ってはなるべく株間に均一に散布するようにし稲体の上から散布しないよう注意してください。
●直播栽培の場合も有効分けつ終止期から幼穂形成始期直前までに移植栽培と同様の方法で散布してください。
●有効分けつが幼穂形成期前までに確保できる場合は、有効分けつ終止期から幼穂形成期前までに使用してください。
●有効分けつが幼穂形成期前までに確保できない場合は、幼穂形成始期に使用してください。
●本剤は極端な高温や低温の条件では薬害を生じるおそれがあるので、そのような条件下においては所定量の範囲内で低めの薬量で使用してください。
<水稲刈取跡地におけるマツバイ防除に使用する場合の注意>
●除草効果は、高温、晴天時程高いので、日中の気温が20℃以上の天気のよい日を選んで散布してください。
●稲刈取直後のマツバイの生育の旺盛な時に処理すると除草効果が高いので稲刈取後できるだけ早く散布してください。
<麦類に使用する場合の注意>
●少量散布(25~50L/10a)には専用ノズルを使用してください。
●雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
<とうもろこしに使用する場合の注意>
●高温条件下では薬害が発生しやすいので、異常高温下での散布はさけてください。
●スーパースイート系には薬害を生じる場合があるので使用はさけてください。
●雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
<芝に使用する場合の注意>
●萌芽期および生育初期の芝は抵抗力が余り強くないので、完全に生え揃った後に散布してください。なお、枯殺力は高温になるほど強くなるので7月頃では散布前に芝刈りを行って雑草の生育をおさえた後散布するとさらに有効です。
●散布の際、芝の中や、付近にある草花や花木などに薬液がかからないようその付近での散布はさけてください。
●散布後、芝が若干黄変することがあるが、1~2週間後には回復します。
<公園、堤とう等で使用する場合の注意>
●セイタカアワダチソウ、イタドリ等大型多年生広葉雑草を対象としない場面で使用してください。
●水源池、養殖池等に本剤が飛散流入しないよう十分に注意してください。
●散布器具・容器の洗浄水は、河川等に流さず、空容器・空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
安全使用上の注意
●誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
●原液は眼に対して刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●原液は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また薬液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
●公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
●使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。
<一般的注意>
●本剤はMCPAを含む農薬であるので、他のMCPAを含む農薬の使用回数と合わせ、作物ごとの総使用回数の範囲内で使用してください。
●立毛中の広葉作物(桑、茶、果樹などを含む)に本剤がかかると薬害を生ずるおそれがあるので散布に際しては、これらの作物に散布液が直接又は飛散してかからないように注意してください。
●散布直後の降雨は効果を減ずるので降雨前の散布はさけ、天候を見きわめてから散布してください。
●本剤散布に用いた器具類は使用後できるだけ早く水で十分洗っておき、他の用途に使用する場合薬害の原因にならぬように注意してください。
●本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
<水稲の本田雑草防除に使用する場合の注意>
●本剤の散布時期は水稲の有効分けつ終止期より幼穂形成期までの間であるので、水稲の生育初期に発生する雑草を抑制することはできません。従って本剤使用に先立って、これらの初期発生雑草を抑制する除草剤を散布するか、または中耕除草を行ってください。
●マツバイ、ヘラオモダカ、ウリカワ、オモダカ、セリは本剤の水稲生育中の処理では完全に枯殺することはできないので有効な除草剤と組み合わせて防除してください。マツバイは、稲刈取後処理で効果的に防除することができます。
●本剤散布にあたっては、散布1~2日前に落水しておき、本剤の使用量を少量の水によく溶かしてから70~100L/10aの水にうすめ、よくかきまぜてから散布機で雑草全面に散布してください。特にアブノメ、カヤツリグサ、マツバイなどの雑草は薬剤が付着しにくいので、十分雑草にかかるよう丁寧に散布してください。散布後2~3日間は落水のままとし、湛水しないでください。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●本剤の散布に当ってはなるべく株間に均一に散布するようにし稲体の上から散布しないよう注意してください。
●直播栽培の場合も有効分けつ終止期から幼穂形成始期直前までに移植栽培と同様の方法で散布してください。
●有効分けつが幼穂形成期前までに確保できる場合は、有効分けつ終止期から幼穂形成期前までに使用してください。
●有効分けつが幼穂形成期前までに確保できない場合は、幼穂形成始期に使用してください。
●本剤は極端な高温や低温の条件では薬害を生じるおそれがあるので、そのような条件下においては所定量の範囲内で低めの薬量で使用してください。
<水稲刈取跡地におけるマツバイ防除に使用する場合の注意>
●除草効果は、高温、晴天時程高いので、日中の気温が20℃以上の天気のよい日を選んで散布してください。
●稲刈取直後のマツバイの生育の旺盛な時に処理すると除草効果が高いので稲刈取後できるだけ早く散布してください。
<麦類に使用する場合の注意>
●少量散布(25~50L/10a)には専用ノズルを使用してください。
●雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
<とうもろこしに使用する場合の注意>
●高温条件下では薬害が発生しやすいので、異常高温下での散布はさけてください。
●スーパースイート系には薬害を生じる場合があるので使用はさけてください。
●雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
<芝に使用する場合の注意>
●萌芽期および生育初期の芝は抵抗力が余り強くないので、完全に生え揃った後に散布してください。なお、枯殺力は高温になるほど強くなるので7月頃では散布前に芝刈りを行って雑草の生育をおさえた後散布するとさらに有効です。
●散布の際、芝の中や、付近にある草花や花木などに薬液がかからないようその付近での散布はさけてください。
●散布後、芝が若干黄変することがあるが、1~2週間後には回復します。
<公園、堤とう等で使用する場合の注意>
●セイタカアワダチソウ、イタドリ等大型多年生広葉雑草を対象としない場面で使用してください。
●水源池、養殖池等に本剤が飛散流入しないよう十分に注意してください。
●散布器具・容器の洗浄水は、河川等に流さず、空容器・空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
安全使用上の注意
●誤飲などのないよう注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
●原液は眼に対して刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●原液は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また薬液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
●公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
●使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。