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製品紹介

除草剤
最終更新日2025.03.28

「アルテア配合」。多年性雑草の塊茎も減らし、翌年の発生要因を減らす、水稲用一発処理除草剤

銀河フロアブル

特長

●ホタルイや、クログワイなど多年生雑草の「根」も止める除草成分「アルテア*」を配合しています。
●多年生雑草の塊茎形成を抑制、翌年の発生要因を減らすことが可能です。
●SU抵抗性雑草防除に定評のある成分「ピラクロニル」をプラス、オモダカ、コナギなどへの効果も強化しています。
●省力的な散布が可能なフロアブル剤です。

*アルテアはメタゾスルフロンの愛称です。
  • 技術資料
  • チラシ
  • 混用事例表
  • 田植同時散布機目安表
  • エアー粒剤散布マニュアル
  • 動画
  • 田植同時散布
  • WCS
  • ドローン

基本情報

分類
除草剤
性状
類白色水和性粘稠懸濁液体
登録番号
農林水産省登録第 23353号
人畜毒性
普通物
有効成分
ダイムロン20.0%/ピラクロニル4.0%/メタゾスルフロン2.0%
包装
500㎖
作用機構分類番号(RAC番号)
除草剤
14

使用方法

適用作物 適用雑草 使用時期 使用量又は
希釈倍数
使用回数 使用方法
移植水稲  水田一年生雑草 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  マツバイ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  ホタルイ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  ウリカワ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  ミズガヤツリ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  ヘラオモダカ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  ヒルムシロ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  セリ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  オモダカ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  クログワイ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  コウキヤガラ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
移植水稲  シズイ 移植後5日~ノビエ3葉期ただし、移植後30日まで 500mL/10a 本剤:1回 ダイムロン:3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 原液湛水散布
効果・薬害等の注意
●使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
●使用前に容器をよく振ってください。
●本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワ、ヘラオモダカは2葉期まで、ミズガヤツリ、ホタルイは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生始期まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイに対しては必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
●浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
●散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
②軟弱な苗を移植した水田
③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
●本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
●本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
●いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
●蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●散布の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
●作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。

魚毒性等
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。