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製品紹介

除草剤
最終更新日2025.03.28

「アルテア配合」。SU抵抗性雑草への効果もアップ。

コメット1キロ粒剤

特長

●問題雑草を抑える新成分「アルテア*」を配合しています。
●ホタルイや多年生雑草もしっかり枯殺します。
●塊茎形成を抑制、翌年の発生要因を減らすことが可能です。
●成分「テフリルトリオン」と「ピラクロニル」をプラス。コナギ、アゼナなどSU抵抗性雑草への効果を強化しています。
●田植同時散布も可能で、直播水稲にも使えます。

*アルテアはメタゾスルフロンの愛称です。
  • 技術資料
  • チラシ
  • 混用事例表
  • 田植同時散布機目安表
  • エアー粒剤散布マニュアル
  • 動画
  • 田植同時散布
  • WCS
  • ドローン

基本情報

分類
除草剤
性状
類白色細粒
登録番号
農林水産省登録第 23219号
人畜毒性
普通物
有効成分
テフリルトリオン2.0%/ピラクロニル2.0%/メタゾスルフロン0.60%
包装
1kg, 10kg, 40kg
作用機構分類番号(RAC番号)
除草剤
27
14

使用方法

適用作物 適用雑草 使用時期 使用量又は
希釈倍数
使用回数 使用方法
移植水稲  一年生雑草及び多年生広葉雑草 移植時 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 田植同時散布機で施用
移植水稲  アオミドロ・藻類による表層はく離 移植時 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 田植同時散布機で施用
移植水稲  一年生雑草及び多年生広葉雑草 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
移植水稲  アオミドロ・藻類による表層はく離 移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  一年生雑草 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  マツバイ 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  ホタルイ 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  ウリカワ 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  ミズガヤツリ 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  ヒルムシロ 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
直播水稲  セリ 稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫60日前まで 1kg/10a 本剤:1回 テフリルトリオン:2回以内 ピラクロニル:2回以内 メタゾスルフロン:2回以内 湛水散布又は無人航空機による散布
効果・薬害等の注意
●使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
●本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ2.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカ、クログワイは発生始期まで、コウキヤガラは草丈10cmまで、シズイは草丈3cmまで、ナガエツルノゲイトウは再生始期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が本剤の散布適期です。
但し、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイ、ナガエツルノゲイトウは発生期間が長く、遅い発生のものには十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
●浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
●散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
●下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
②軟弱な苗を移植した水田
③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
●直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出している時の使用はさけてください。
●本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
●本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
●いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
●本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
1) 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
2) 散布機種に適合した散布装置を使用してください。
3) 粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整してください。
4) 散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布してください。
5) 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。

魚毒性等
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。