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製品紹介

殺菌剤
最終更新日2025.03.28

根こぶ病菌を直接殺菌!菌密度も低減する土壌病害用殺菌剤。

オラクル顆粒水和剤

野菜、果樹、畑作

特長

●オラクルは、「根こぶ病」の休眠胞子を眠らせたままにせず、放出された遊走子を直接「殺菌」するという、従来剤とは異なる作用性を有しています。
●そのため、土壌中の病原菌密度を低減、畑の土をきれいにします。
●土壌中の菌密度の低い圃場では、省力的で低コストな「灌注処理」で十分な効果が期待できます。
●土壌中の菌密度が高い圃場では、「セル苗灌注処理」と、本圃の顆粒水和剤(又は粉剤)による「土壌全面処理後混和」との体系処理をおすすめします。
  • 技術資料
  • チラシ
  • 混用事例表
  • 田植同時散布機目安表
  • エアー粒剤散布マニュアル
  • 動画
  • ドローン

基本情報

分類
殺菌剤
性状
淡褐色水和性細粒
登録番号
農林水産省登録第 22799号
人畜毒性
普通物
有効成分
アミスルブロム50.0%
包装
300g, 1.5kg
作用機構分類番号(RAC番号)
殺菌剤
21

使用方法

適用作物 使用目的 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
稲(箱育苗)  苗立枯病(ピシウム菌) は種時 2000~4000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り希釈液500mL 本剤:1回 アミスルブロム:1回 土壌灌注
ばれいしょ  粉状そうか病 植付前 250g/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) 全面散布後土壌混和
稲(箱育苗)  ムレ苗防止 は種時 2000~4000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り希釈液500mL 本剤:1回 アミスルブロム:1回 土壌灌注
非結球あぶらな科葉菜類  根こぶ病 は種前又は定植前 200~300g/10a 100㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:6回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は3回以内) 全面散布後土壌混和
稲(箱育苗)  苗立枯病(ピシウム菌) は種時 4000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り希釈液1㍑ 本剤:1回 アミスルブロム:1回 土壌灌注
稲(箱育苗)  ムレ苗防止 は種時 4000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5㍑)1箱当り希釈液1㍑ 本剤:1回 アミスルブロム:1回 土壌灌注
ぶどう  べと病 収穫14日前まで 5000~10000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
キャベツ  根こぶ病 定植前 300g/10a 100㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:8回以内(苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内) 全面散布後土壌混和
てんさい  黒根病 収穫30日前まで 2000倍 200~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、株元散布は3回以内) 株元散布
はくさい  根こぶ病 定植前 300g/10a 100㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 全面散布後土壌混和
てんさい  黒根病 移植前 100~200倍 ペーパーポット1冊当り1㍑(3㍑/㎡) 本剤:1回 アミスルブロム:5回以内(種子への処理は1回以内、苗床灌注は1回以内、株元散布は3回以内) 苗床土壌灌注
キャベツ  根こぶ病 定植前 200~500倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:8回以内(苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内) 灌注
ブロッコリー  根こぶ病 定植前 300g/10a 100㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 全面散布後土壌混和
カリフラワー  根こぶ病 定植前 300g/10a 100㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 全面散布後土壌混和
はくさい  根こぶ病 定植前 200~500倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 灌注
かぶ  根こぶ病 は種前 150~300g/10a 100㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:5回以内(土壌混和は2回以内、散布は3回以内) 全面散布後土壌混和
ブロッコリー  根こぶ病 定植前 200~500倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 灌注
カリフラワー  根こぶ病 定植前 200~500倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 灌注
こんにゃく  根腐病 植付前 500g/10a 100㍑/10a 本剤:1回 アミスルブロム:1回 全面散布後土壌混和
非結球あぶらな科葉菜類  根こぶ病 定植前 200~500倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:6回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は3回以内) 灌注
茎ブロッコリー  根こぶ病 定植前 500倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:3回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内) 灌注
ザーサイ  根こぶ病 定植当日 200倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3~4㍑)当り500mL 本剤:1回 アミスルブロム:3回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内) 灌注
みょうが(花穂)  根茎腐敗病 生育期 但し、収穫3日前まで 2000倍 3㍑/㎡ 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
みょうが(茎葉)  根茎腐敗病 みょうが(花穂)の収穫3日前まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで 2000倍 3㍑/㎡ 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
しょうが  根茎腐敗病 生育期 但し、収穫3日前まで 2000倍 1~3㍑/㎡ 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
しょうが  根茎腐敗病 生育期 但し、収穫3日前まで 3000倍 3㍑/㎡ 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
葉しょうが  根茎腐敗病 生育期 但し、収穫3日前まで 2000倍 1㍑/㎡ 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
いちご  疫病 育苗期 2000~3000倍 50mL/株 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
花き類・観葉植物(ポット・プランター等の容器栽培)  疫病 鉢上げ時又は鉢替え時又は生育期 2000倍 ポット使用土壌約1㍑当り100mL 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 土壌灌注
たばこ  疫病 収穫10日前まで 2000倍 100~200mL/株 本剤:2回以内 アミスルブロム:2回以内 株元灌注
たばこ  疫病 収穫10日前まで 2000倍 200~400㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:2回以内 土壌表面散布
効果・薬害等の注意
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用はさけてください。
●ぶどうで使用する場合、散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
●根こぶ病発病の激しい圃場では苗灌注処理だけでは効果が劣るので、病原菌の汚染程度が高い連作栽培地域での使用はさけるか土壌処理剤と組合せて使用してください。
●みょうが、しょうが、葉しょうが、いちご、たばこに使用する場合、本剤は予防効果主体の剤なので、発病前又は発病初期に処理してください。
●かぶ、非結球あぶらな科葉菜類、キャベツ、はくさい、ブロッコリー、カリフラワーのは種前又は定植前に2回土壌混和する場合は、使用間隔を2ヶ月程度あけてください。
●たばこに使用する場合は、薬液が葉にかからないように散布してください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
●散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。

魚毒性等
水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。