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製品紹介

殺菌剤
最終更新日2025.03.28

べと病、疫病に有効な成分アミスルブロム配合の殺菌剤

ライメイフロアブル

野菜、畑作、果樹

特長

1.病原菌への高い活性
べと病・疫病に高い活性を示すため、低薬量でも優れた予防効果を発揮。そのため、不測の散布ムラが生じた場合でも効果が期待できます※
2.優れた耐雨性
成分が葉内にすみやかに浸透・吸着し、雨滴などの葉上の水分に溶け出す「アヴェンゾルブ効果」により、降雨が続いても安定した予防効果が持続します。
3.予防効果が長期間持続
病害に対する高活性と優れた耐雨性により、強力な予防効果が持続。そのため、大切な作物を病害感染から長期にわたって守ります。

※登録内容に従って、散布ムラが生じないように使用してください。極端な散布ムラが生じた場合の効果を保証するものではありません。
  • 技術資料
  • チラシ
  • 混用事例表
  • 田植同時散布機目安表
  • エアー粒剤散布マニュアル
  • 動画
  • ドローン

基本情報

分類
殺菌剤
性状
淡褐色水和性粘稠懸濁液体
登録番号
農林水産省登録第 22155号
人畜毒性
普通物
有効成分
アミスルブロム17.7%
包装
100㎖, 500㎖
作用機構分類番号(RAC番号)
殺菌剤
21

使用方法

適用作物 適用病害虫 使用時期 使用量又は
希釈倍数
液量 使用回数 使用方法
ぶどう  べと病 収穫14日前まで 3000~4000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
いちじく  疫病 収穫前日まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
かんきつ  褐色腐敗病 収穫前日まで 3000倍 200~700㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 25倍 1.6㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) 無人航空機による散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 50倍 3.2㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) 無人航空機による散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 500倍 25㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) 散布
ばれいしょ  疫病 収穫7日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:5回以内(植付前は1回以内、植付後は4回以内) 散布
あずき  茎疫病 収穫7日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内(種子への処理は1回以内、散布は3回以内) 散布
だいず  べと病 収穫7日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内(種子への処理は1回以内、散布は3回以内) 散布
だいず  茎疫病 収穫7日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内(種子への処理は1回以内、散布は3回以内) 散布
えだまめ  べと病 収穫3日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内(種子への処理は1回以内、散布は3回以内) 散布
えだまめ  茎疫病 収穫3日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:4回以内(種子への処理は1回以内、散布は3回以内) 散布
レタス  べと病 収穫3日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
非結球レタス  べと病 収穫3日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
キャベツ  べと病 収穫7日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:8回以内(苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内) 散布
はくさい  べと病 収穫7日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 散布
はくさい  白さび病 収穫7日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 散布
カリフラワー  べと病 収穫7日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 散布
ブロッコリー  べと病 収穫7日前まで 2000~3000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:7回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内) 散布
だいこん  ワッカ症 収穫7日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
だいこん  白さび病 収穫7日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
かぶ  白さび病 収穫3日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:5回以内(土壌混和は2回以内、散布は3回以内) 散布
非結球あぶらな科葉菜類  白さび病 収穫3日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:6回以内(土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は3回以内) 散布
ほうれんそう  べと病 収穫7日前まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:2回以内 アミスルブロム:2回以内 散布
ピーマン  疫病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
なす  褐色腐敗病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
トマト  疫病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
ミニトマト  疫病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
きゅうり  べと病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
メロン  べと病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
すいか  褐色腐敗病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
かぼちゃ  疫病 収穫前日まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
かぼちゃ  べと病 収穫前日まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:4回以内 アミスルブロム:4回以内 散布
らっきょう  白色疫病 収穫3日前まで 2000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
とうがらし類  疫病 収穫前日まで 2000~4000倍 100~300㍑/10a 本剤:3回以内 アミスルブロム:3回以内 散布
効果・薬害等の注意
●使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
●本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振ってください。
●石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用はさけてください。
●散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
●本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
1)散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
2)散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
3)散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
●ばれいしょに対して希釈倍数500倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
●メロンに使用する場合、高温時に散布すると葉に薬害を生じることがあるので注意してください。また、薬害を助長することがあるので展着剤の加用はしないでください。
●ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(あずき大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(あずき大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
●みずかけな(水掛菜)に使用する場合は、ほ場内に水がない状態で使用してください。また、使用後14日間は入水しないでください。
●予防効果主体の剤なので、出来るだけ発病前又は発病初期に散布してください。
●本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
●適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

安全使用上の注意
●原液は眼に対して刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。

魚毒性等
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。